「第7の発電方法現る!?」海水発電が日本のエネルギー問題を解決する可能性
- 2018/8/24
- コラム
発電方法と言えば、主に以下の6つが代表的である。( )内は2016年の日本の発電量比率(資源エネルギー庁「電力調査統計」から算出)
1.火力発電(83.4%)
2.水力発電(7.5%)
3.風力発電(0.6%)
4.地熱発電(0.2%)
5.太陽光発電(4.8%)
6.原子力発電(1.7%)
2011年の東日本大震災を影響で原子力発電所が全面的に運転を停止してから、火力発電の比率が一時88%まで上昇しました。
火力発電は石炭、天然ガス、石油を使用していますが、ほぼすべてを輸入に頼っている状況です。
(石炭100% 天然ガス97.8%、石油99.7%「2014年度エネルギー白書」より)
資源が少ない我が国では、今後もエネルギー問題は避けて通ることはできず、技術革新や代替エネルギーの登場が期待されています。
「第7の発電方法現る!?」
四方を海に囲まれてる日本で海水を使って発電できる方法があるとしたらいかがでしょうか?
化石燃料などの資源がない日本でも海水はほぼ無限に利用できる資源。
ひょっとしたらすべてのエネルギー問題を解決できるかも知れません。
核になのは、マグネシウムを水蒸気で化学反応させ、水素と酸化マグネシウムを生成する技術です。
元となるマグネシウムは海水(にがり)から生成することができるため、海水からの発電が可能になると期待されています。
※発電は水素からでき、酸化マグネシウムは工業製品に利用することができます
現在、特許技術を持つ日本企業がプラント建設を始め注目を集めています。
はたして我が国のエネルギー問題を解決する可能性はあるのでしょうか。
日本の新たな産業になり、日本経済活性化の起爆剤になることを期待します。
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