インタビュー記事「プリベントホールディングス様」

 

日本初の弁護士費用保険「MIKATA」を開発。これまで日本にはなかったといえる弁護士費用保険という新たな市場を生み出した「プリベントホールディングス株式会社様」。
今回は、創業者であり、新しい保険の生みの親でいらっしゃる久米社長様(代表取締役)にお話を伺いました。


 
協会)本日はよろしくお願いします。まず初めに、販売されている商品のことを教えていただけますでしょうか?
久米社長)
私どもは日本初、単体で加入できる弁護士費用保険を販売しております。弁護士費用保険は欧米では一般に広く普及している保険でドイツでは世帯比約42%、その年間保険料の額は約4221億円になっています。日本ではこのマーケットはほぼ未開拓のままであり、眠れる巨大なマーケットを持った商品です。

例えば借金問題や離婚問題、相続、対人トラブルなど、通常の損害保険では対応できないような法的トラブルに対して解決費用を補償することができる保険です。具体的には弁護士さんに相談する費用や、弁護士に依頼するときの費用が保険金で支払われるという仕組みになっています。
弁護士さんにかかる費用は訴額の大きさによって決まってきますので、金額が大きければ費用が高くなります。しかし、訴額が小さければ弁護士費用が割に合わなくなることから、結局は泣き寝入りしてしまうということが数多くあるんです。この商品があれば個人の場合月々3,000円程度の保険料で弁護士さんに相談また解決の依頼ができやすくなります。
 
 

 
 
協会)画期的な商品ですね。では、実際に営業面についてお伺いしたいのですが、弁護士費用保険をどのように販売されていらっしゃるのですか?
久米社長)
私どもは、代理店よる販売を主としています。商品の性質上、保険募集人の資格を持っていないと商品の販売ができないのですが、自社で営業マンを採用して育てるのではなく、損害保険や生命保険を取り扱っている方や当保険の社会的意義に賛同していただいた方に当社の商品を販売していただくという戦略を取りました。

 
協会)代理店から見た場合の保険事業の魅力についてお伺いしたいのですが、どのようにお考えでしょうか?
久米社長)
代理店様にとって安定的な収益が確保できる事業になるということだと思います。これは損害保険や生命保険、当社の弁護士費用保険に共通していえることですが、保険事業は新たに獲得した保険契約が保有契約として積み上がるストック型の事業です。ですから長期にわたってストックからの安定的な手数料収入を見込むことができます。事業ポートフォリオを組むうえでも有効な事業分野になると思います。

協会)生命保険や損害保険を取り扱うことと弁護士費用保険を取り扱うことの違いについては、どのようにお考えでしょうか?
久米社長)
そうですね。それぞれ取り巻く環境が大きく異なっているように感じています。例えば、生命保険の分野でいえば日本は少子高齢化という大きな構造の変化の中にありますし、生命保険の高い普及率もあいまって純粋な新規の顧客獲得というよりはいわゆる乗換募集が多くなっていると思います。また損害保険の分野でいえば自動車のオートメーション化が進むことで将来的には自動車保険のニーズそのものが減少するのではないかと言われております。
そういう意味で言えば、これまでの保険分野は日本では飽和状態にあって、将来的には、ますます競合が厳しくなり、保険会社がマーケットを海外に求めていく傾向は一層強まるのではないかと考えています。

協会)弁護士費用保険についてはいかがですか?
久米社長)
現在、当社のような補償範囲の広い弁護士費用保険を取り扱っている保険会社は他にはなく、日本における弁護士費用保険は当社の独占状態にあるといえ、まさにこれからの保険分野だと考えています。

協会)新たな分野である分未知数な部分もあると思いますが、弁護士保険の普及にあたって、現状の課題や問題点、これからの展望についてお聞かせいただけますでしょうか?
久米社長)
はい。日本では弁護士の数が増えたものの、実際に依頼しようという風潮にはまだなっていようです。一度弁護士先生の力を借りたという方にはこの保険はすぐご理解いただけるのですが、そうでない方へのご説明は正直苦労することも多いです。商品の必要性はみなさん感じていただけるのですが、弁護士に相談や依頼をするイメージがなかなか持ちづらいようです。

ですから、弁護士費用保険の普及にあたっては、万が一のときに備えるための法務的な安全対策をしましょう、法務セキュリティを行いましょうと啓蒙活動が必要だと考えています。またもうひとつ重要なことは、弁護士をより身近なものとすることだと考えています。
実は、プリベントというのは「未然に防ぐ」という意味で、私自身、法的トラブルがそもそも起こらない社会の実現を願い、社名にさせていただいています。

現時点では詳細のお話はできませんが、日本で初めてといえる、法務セキュリティを具体化できる画期的なリーガルサービスのご提供に向けた準備をこれまで進めてまいりました。まもなくそのサービスをお知らせできるものと考えています。このサービスは保険の枠組みを超え、社会の常識を変える可能性まで持っているのではないかと考えています。
 
 

 
 
協会)それはとても楽しみですね。最後にこのページをご覧になっている方々に一言お願いいたします。
久米社長)
当社は、弁護士費用保険という新たな保険商品を通じて、法務セキュリティという新たな安心を日本中にお届けしていきたいと考えています。
そのために弁護士費用保険のお取扱いをしてくださる代理店様を広く求めています。
対面での販売はもとより、インターネット・スマートフォンによる非対面のみでの販売もできます。また、企業向けの団体契約や団体扱契約の取扱いについても現在準備を進めておりますのでB to Bの販売も可能となります。
当社にご興味を持っていただけました際は、ぜひともお声掛けくださいますようよろしくお願いいたします。
弁護士費用保険のパイオニアとして、代理店様とともに大きく飛躍してまいりたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。
  
 
協会)久米社長様の想いを皆様にも伝えてまいりたいと思います。本日はお忙しい中ありがとうございました。
 
 

 
 
<会社プロフィール>
会社名:プリベントホールディングス株式会社
所在地:〒103-0013東京都中央区日本橋人形町3-3-13日本橋人形町フォレストビル8階
代表者:代表取締役 久米 慶
設立:平成23年4月1日
資本金:22億2,140万円
ホームページ:http://preventhd.co.jp/
弁護士費用保険「Mikata」:http://www.bengoshihoken-mikata.net/

代理店に関するお問い合わせ先
プリベント少額短期保険株式会社 営業推進部
代理店お問い合わせダイヤル 03-6684-9978 (受付時間 平日9:00~18:00)
ホームページ:http://preventsi.co.jp/

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