なぜ商材を探しているのか?本当の理由を聞き出す

 

表面的に良い、悪い、を判断していると、振り返ってみて何の成果も上がっていないことがある。
それは、相手と深く接していないことが原因である場合が多い。

本部の役割は、加盟店(代理店)を増やす、加盟店の売上をあげる、の2つに集約される。
加盟店を増やす行動において、相手と浅いコミュニケーションしか取れていないようならば早急な改善が必要。

もっとも分かりやすい例として「なぜ商材を探しているのか?」
本当の理由を聞いていない本部は成功しづらいと言っても過言ではない。

言葉を変えれば「動機」である。

契約条件やビジネスの内容を説明することも大事だ。
しかし、相手の動機に貴社ビジネスがマッチしていないなら、お断りするべき。

動機を聞き出さなくても契約には至る。
しかし、なぜ加盟したのか、ことあるごとに動機について述べられなければ、離脱は避けられない。

相手の状況(なぜ商材を探しているのか)を理解しようとする行為は、親身になって相手の心のバリアを破ってくれる。
貴社ビジネスが相手の状況を改善するのに役立つことをアピールできれば、加盟に一歩前進する。

そして、実際に改善に役立てば、間違いなく感謝していただける。
感謝は忠誠につながり、永くパートナー関係を保つことができます。

貴社ではちゃんと聞いていますか?

一般社団法人日本代理店協会ではコンサルティングも行っています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
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