規模の経済性の発揮! マルチ・フランチャイジーのメリット
- 2018/6/1
- コラム
成長企業の中には、1社で多くのフランチャイズに加盟し多店舗展開を実現させているところが多いことも事実です。そのような企業は、マルチ・フランチャイジーと呼ばれ、同一ブランドで多店舗展開しているケースと、全く異なる業種のブランドに加盟し多店舗展開しているケースに分けられます。いずれのケースにおいても、マルチ・フランチャイジーは、実は、大変効率的な事業運営のしかたであると言えます。以下では、このマルチ・フランチャイジーという経営手法のメリットについてご紹介します。
1.事業運営ノウハウの急速な蓄積、そして急成長
フランチャイジーとして、フランチャイズ本部の優れた事業運営ノウハウを共有することで事業の成功確率を上げることができるだけでなく、自社でも、様々に異なる立地や経営環境の中でのフランチャイジー活動を通して、同事業の運営ノウハウを急速に蓄積していくことができます。
とくに、異なる業種業態のブランドに加盟している場合は、全く異なる経営ノウハウを自社のものとして蓄積していくことができ、様々な経営ノウハウをミックスした革新的な経営改善も可能となります。実際に、学習塾、フィットネスクラブ、介護という異なる業種のフランチャイズに加盟しているマルチ・フランチャイジーのある企業は、それぞれの事業ノウハウを融合させた優れたノウハウ開発力で急成長を遂げています。
2.エリア・フランチャイザーへの昇格の可能性
優れた経営ノウハウを蓄積、開発することができたマルチ・フランチャイジーには、エリア・フランチャイザーという次のステップへ進んでいく道も開けてきます。エリア・フランチャイザーとは、特定の地域において、自らが地域本部として他社とフランチャイズ契約を結ぶ権利をフランチャイズ本部から与えられた企業のことを言います。受け取る加盟金やロイヤルティの配分は、フランチャイズ本部とエリア・フランチャイザーの間での協議によって決められます。
エリア・フランチャイザーは、いわば、地域本部としての機能を兼ね備えたマルチ・フランチャイジーと言えるため、本部側のメリットと加盟店側のメリットの両方を享受しうる立場にあります。すなわち、地域本部として、自社商圏の急速な拡大、加盟金やロイヤルティの獲得といったメリットを享受できると同時に、加盟店として、大きなバイイングパワーによる仕入れコスト(単価)の削減、ノウハウ蓄積を進めることができます。
一方、フランチャイズ本部にとっても、エリア・フランチャイザーを持つことで、遠方地域の事業運営を当該地域の事情に精通した優秀な地域本部の人材に任せることができる、というメリットを享受できます。フランチャイズ本部にとっても、エリア・フランチャイザーにとっても、大きな利益を享受することができるようになるのです。
<お知らせ>
日本最大級のビジネスマッチングサイトの運営会社である
WizBiz株式会社は、下記のとおり共催セミナーを開催します。
・セミナー名:『売上120%アップ、利益10倍にするためのビジネスモデル変革講座』
・日時:2018年6月21日(木) 10:00 – 11:30
・講師: WizBiz株式会社 代表取締役社長 新谷 哲
・参加費:一般企業様 おひとり様 3,000円(税込)、
WizBizプレミアム会員様(WizBiz経営者クラブを除く):無料
・会場:WizBiz株式会社 セミナールーム(JR田町駅・地下鉄三田駅から徒歩5分)
〒108-0014 東京都港区芝5-16-7 芝ビル
地図:https://wizbiz.me/data/wizbiz_map01.html
★詳細、お申込みに関しましては、以下のページをご覧ください。
↓↓↓↓↓
http://wizbiz.jp/SeminarDetail.do?sid=1105