代理店の要望にどこまで応えればいい?

 

代理店マーケティングを進めていくと、代理店さんから多くの要望を受けます。
その全てに応えていては事業の舵取りができなくなります。
どのようにすればいいのでしょうか?

その答えは簡単ではありませんが、キーワードは「コミュニケーション」です。

これは、発言が要望なのか、話を聞いてもらいたいだけなのか、ということも考慮しています。
つまり、実務的に直して欲しいという要望と、お客様に言われたので何とかしたいという前向きな相談、いっこうに売れないのはメーカーが悪いのではないかという後ろ向きな相談(クレーム)があるということです。

代理店1社1社に対応することも必要ですが、代理店担当者の時間を無尽蔵に奪われてします危険性もあります。
そういう場合も考え、要望、悩み、不満を吐き出す場や方法を提案いたします。

例えば、勉強会の開催。その後の懇親会。
例えば、無記名で投稿できるメールフォーム。(「こうだったらいいな」という要望をどんどん上げてもらう)
そして、そのフィードバックを返すメールマガジン、ニュースレター。

意見を言っていただける代理店さんは氷山の一角。
水面から出ている部分は10%。(代理店の場合は1?2%と見ても良いと考えます)
その代理店さんだけに答えるのではなく全体に向かって情報を開示し、時には意見を取り入れ改善するというスピードも大切です。

あまり短期間で制度や方向性を変えるのも好ましくありませんので月に1回くらいレポートを出すということをオススメいたします。

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