加盟を検討している個人の方からご質問をいただきました。
「個人で代理店契約を検討しています。○○支部という名称をつけることは可能でしょうか?」
もし○○支部と名乗れなければ加盟メリットが半減するので、事前に確認しておきたいとのことです。
まず目的を整理します。
目的1:名刺に「○○支部」と入れて活動したい
さらに(代理店の制度によりますが)次の目的があるかどうかが潜んでいます。
目的2:銀行口座を開設してお金を受け取れるようにしておきたい
単に目的1だけの場合は、本部がOKを出せば名刺に入れて良いでしょう。
これに目的2が加わる場合は、銀行口座の開設が必要になるので個人事業主として税務署・社会保険事務所に「開業届」が必要です。
代理店契約をするとお金の流れがどのようになるかを事前に確認しておくと良いでしょう。
本部側は、規模のメリットを出したいため代理店に「○○支部」と表示してもらうことは喜ばしいことですが、
その分、社会的責任も大きくなるため、本部が慎重な場合もあります。
代理店(個人)に車の事故を起こされて、数千万円の損害賠償金を支払ったというケースもあります。
○○支部と名乗れた場合でも、住所・電話番号は名刺にどのように表記するのか、個人事業主として開業するのか、
法人として登記するのか(その場合、別会社名で、○○支部とつける分には違和感はありません)、選択肢があります。
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