代理店を募集する方法は大きく分けてプッシュ型とプル型の2つがあります。プッシュ型は電話やFAXで相手にアプローチすることです。プル型は代理店を募集しているということを自社サイトや代理店募集サイトに掲載して応募者を待つという方法です。どちらもメリット・デメリットがあるので自社にあった方法、もしくは両方同時に行ってください。
プッシュ型とプル型を考える際に、それぞれ、対象が異なることを意識しなければなりません。販路があって営業力がある企業は、相当なネゴシエイションが必要ですし、利益が残らない可能性もあります。販売実績を作るためには有効ですが、時間だけかかって何もならない場合もあります。
したがって利益やアプローチのしやすさを考えると、プッシュ型の狙い目は、営業力のない大会社か、販路がある中小企業になります。
プル型はこちらから対象は選びにくいですが、販路や営業力がない企業や個人が多く来るものと想定して準備をしておけば、非常に有効な募集方法です。
概要 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
プッシュ型 | 代理店候補を決めて電話やFAXでアプローチし、相手に代理店になってもらうように依頼します。 | ・販路があるので売上につながりやすい ・結果がすぐに分かる |
・コストがかかる ・魅力的な提案をしないと無駄に終わる ・高い提案力を必要とする |
プル型 | 代理店を募集しているということを広告を出して告知し、応募者に説明して代理店にします。 | ・低コストでできる ・販売実績がなくても募集できる |
・魅力的な募集をしないと集まらない ・募集した後のことを考えておかないと無駄になる |
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