フランチャイズ本部と比較して、代理店本部は比較的簡単に始めることができます。
その理由は、マニュアルを完璧に整備しなくても良いからです。
フランチャイズの場合は店舗型のオペレーションを伴うビジネスが大半で、接客から発注まですべてマニュアル化しておく必要があります。
1店舗目が上手くいったからと言って、すぐにフランチャイジー（加盟店）を増やせるかというと、そうではありません。
何か一つをマニュアル化するだけでも一苦労します。
それに比べて代理店の場合は、こうしたマニュアルは無くても代理店募集を始めることができます。
フランチャイズと同じように、あらゆるノウハウをマニュアル化することも可能ですが、代理店を増やしながら同時進行でできるという違いがあります。
最低限の営業方法をA4用紙1枚にまとめただけでも、マニュアルとして成立します。（もちろん成果が出ないと意味がありませんが）
極端な話、商材（商品やサービス）がしっかりしていれば、本部を始めることができます。
ただし注意点もあります。
それは、代理店・加盟店側から見て「魅力ある事業」にする必要があります。
魅力とは「儲かる」「自分にもできる」「支援が受けられる」という代理店目線のものです。
とかくモノづくりをされている本部様は「ウチはいいものを作った。あとは営業のプロに任せる」と、売り方は知らないと言い切りますが、これでは売れません。
魅力ある事業は「良い商品・良いサービス」はもちろん「売れる方法を教えてくれる」ことが必要です。
すぐに始められるという代理店本部のメリットを活かして、短期間で事業を拡大するために、役立つレポートも作成いたしました。
そちらも是非ご覧いただければ幸いです。
（文：理事長 佐藤康人）
レポート「代理店・フランチャイズ本部の 立ち上げ方」もご参照ください。
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