本部向けノウハウ

OEMで事業展開する時の戦略

健康食品のメーカーからOEM提供を受けた企業の社長様からのご相談です。
他社にはない商品を作ったが、どのように展開していけば良いでしょうか?というご相談でした。

<協会からのアドバイス>
OEM提供を受けて、独自の商品として成功させたいとお考えになる経営者は多いと思います。

まず注意すべき点がありますのでご紹介します。
・すでに2番手、3番手であるということを認識する
・商品自体では利益率が低い(というケースが多い)

これを踏まえて次のような戦略を練る必要があります。
・既存商品との違いを何にするかをお客様目線で練る(お客様を誰にするか、ということも重要)
・どのような売り方をするかを練る(買うという行為も経験=価値)
・商品で補っていないサービスを練る

特にサービスは付加価値となり、他社商品を使っているお客様の不満や不安を拭い去れるようにすべきです。
市場の大きさや成熟度にもよりますが、私たちは理性で考える一方で感情で購買を決定します。
「それ何?」「欲しい」というお客様の声。
「売れそうですね」「儲かりそう」という代理店様の声。
こうした声が説明や説得をしなくても自然と出てくるような商品やサービス、代理店制度を是非作っていきましょう。

こちらの会社様の場合は、コンセプトやターゲット、販売価格を練り直すというところから再スタートしていこうというお話になりました。
メーカーが言った通りに販売をしてもなかなか上手くいかないというケースも良くあると聞きます。
OEMで事業展開をされる際にも是非ご相談いただければ幸いです。

※ご相談はこちらのフォームから受け付けております

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