受賞インタビュー
弁護士保険ミカタ(ミカタ少額短期保険株式会社様)

優良ビジネス認定2024でゴールド認定を取得した「弁護士保険ミカタ」のミカタ少額短期保険株式会社様に、サービス内容や受賞した感想などを伺いました。
(インタビューにお応えいただいた方:代表取締役社長 花岡裕之様、執行役員 香月裕也様)


Q.まず初めに御社のビジネスにかける想いを教えてください

私どもが扱っているのは「弁護士保険」という商品ですが、一般の方からすると、まず弁護士の敷居が高いんですよね。敷居が高いために、法的なトラブルに遭遇した方の多くは泣き寝入りするしかなかった。その理由を調べてみると、弁護士費用が高い、そういう概念が植え付けられてしまっていることが分かりました。実際、弁護士への相談料にしてもタイムチャージで取られることが多く、少なくとも1回ご相談したら1万円~かかることも少なくありません。それから、いざトラブル解消のために弁護士に依頼すると、更に費用がかかりますから、気軽に相談するというのは難しい。その結果、諦めて断念して悲しい状況になるケースが多いです。そういった方を1人でもなくしていこう、というのが私どもの想いです。

私どもの理念は「誰もが平等公平に司法サービス等の法的支援が受けられる社会の実現に寄与する」であり、日本の恵まれた医療保険制度のように、弁護士保険を通じて、気軽に弁護士に相談できるという社会の実現を目指しています。日本で初めて2013年に個人向けの【弁護士保険ミカタ】、2020年に中小企業・個人事業主向けの【事業者のミカタ】を開発発売いたしました。またお客様アンケートを毎年実施し、お客様のお声から生まれた、【家族ミカタ】や、補償が手厚い、【88プラン】【99プラン】も人気があります。インターネット・SNSなどの普及によって、トラブルが多様化している現在の社会で、私どもの弁護士保険が果たす役割は大きいと考えております。

Q.代理店制度を作られた経緯について教えてください

日本初の弁護士保険でしたから、私どものプロモーションだけでは限界がありましたので、代理店の皆様のリソースを活用させていただいて展開するのが、まず事業の基盤を作るのに早いし、必要だろうということで制度を構築しました。

私どもの立場からすると、営業社員1人雇用すると人件費も場所も結構なスペースが必要になります。ところが代理店制度というのは、代理店の皆様のリソースを活用いただき【弁護士保険ミカタ】を拡販・認知していただけますから、固定経費を圧縮しながら事業を拡大できるメリットが大きいです。お取り扱いいただいている代理店の皆様も、保険業だけではありません。例えばサービス業で、ユーザーに弁護士保険というのがあるよとご案内していただくなど、老若男女ご案内できる商品ですので、異業種で新しいビジネスを模索している方々との親和性が高く、47都道府県の代理網が2023年構築できました。

Q.御社の代理店制度の特に力を入れた部分などあれば教えてください

保険商品なので、登録前のお手続きが必要で、募集に携わっていただく方には、少額短期保険募集人の試験を受けていただき、さらに、弊社の弁護士保険の研修を受けていただき、登録となります。

登録後も年に3回~5回、オンラインにてコンプライアンス研修と販売促進研修を実施しています。全代理店を対象にしており、一つの内容で1週間ぐらい期間を設けて10回くらいやります。1~2時間の研修で、同じ代理店が理解度を深めるために、2回3回と参加されることもあります。代理店の皆様とコミュニケーションも取れますし、販売実績も上がりますからオンライン研修は好評です。

Q.既存の代理店の皆様に何か一言あればいただけますでしょうか?

【弁護士保険ミカタ】・【事業者のミカタ】は、まだまだ本当に必要とされている方にお届けできていません。弁護士保険が日本社会のインフラになるべく、同志として、これからも一緒にやっていきたいと思います。

日々、ご尽力いただいている代理店の皆様には感謝しかありません。

Q.最後に優良ビジネス認定を受けてみた感想を教えてください

協会と制度の趣旨に賛同し、エントリーして、審査していただいたのですが、第三者から評価されたことはなく非常にありがたかったです。資料の提出などについても特に困った点もなく、ゴールド認定をいただけたことは社内でも大きな反響を得ています。来年以降も取得を目指し、この制度を更に良くしていくきっかけにもなると考えています。社内外、代理店になっていただく方々にも、事業の安心感をアピールできますので、有効活用させていただきます。

-花岡様、香月様インタビューにご協力いただきありがとうございました。

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