芸能プロダクションという単語は聞いたことはあっても具体的な事業をイメージすることは難しい。無形ビジネスの中でも比較的難易度は高そうだが、募集時にはアイドルユニット、グラビアアイドル、女優・モデル、それぞれでタレントとしての活動例の違いや収益ポイントを示すなど説明方法に工夫が見られる。販促ツールに関しては、タレントが商品ということでタレントのプロフィールが販促ツールになり、また営業先がテレビ局、制作会社、出版社などとなるなど他の業界とは大きく異なる点が特長的。教育や支援においては動画や共有ドライブの活用、研修・テストなどを実施し、1から100まですべて手取り足取り教えるという体制を整えている。加盟店に対して毎年全国大会を開催し、年間最優秀加盟店賞や各賞計7つの表彰を実施している点など加盟店全体でブランド力を高めていく点も評価に値する。
イエローキャブ・フランチャイズ
芸能プロダクションのビジネスモデルを日本で初めてフランチャイズ事業として展開。店舗や多くのスタッフが不要で、タレント発掘から育成、テレビ局や雑誌社などへの売り込み（営業活動）までトータルでノウハウを学ぶことができる。イエローキャブというブランドを活かして全国で加盟店が増加していて、本業との相乗効果を狙った加盟も多い。スカウトしたタレントがお店で働く飲食店経営、IT企業が自社商品や会社のPRに所属タレントを活用して広告予算削減などの事例が多数ある。