販売にあたってはメーカー(本部)からの指導に従い行いますが、代理店独自の発想で新しい販売方法等を実施することでより大きな成果を出すこともできます。ここでは主な販売方法をご説明いたします。
訪問販売
対象となるお客様宅や企業へ直接訪問して販売する方法です。飛び込み営業とも言われ効率が悪いと考えられがちですが、セグメントされたターゲット層であったり、他の方法でアプローチしにくい相手であれば高い確率で販売できることもあります。顔を合わせて話ができるという利点は、お客様の反応・反響を直接得られるため、現場での軌道修正がしやすいのも特長です。
既存のお客様が少なく、効果的な販売手法が分からない段階では、多額のマーケティング費用をかける前にお客様の意見をいただくために訪問販売を取り入れるということも必要です。
信頼を得られる身だしなみ、瞬時に分かるセールスツール、お客様に響くセールストークなどの強化が重要です。
電話セールス
見込先の電話リストを他の手法(アンケート調査など)で得て、そこに対して電話をかける販売方法です。電話の後に訪問する場合や、電話のあと資料送付する場合など、商品・サービスの内容によって最適なステップを用意しておきます。
電話する担当と、訪問する担当を別けたり、電話の部分だけ外注する方法もあります。
FAXDM/DM
見込客を獲得するためにはお客様に手を挙げていただいてからアプローチをかけた方が効率的です。FAXDMやDM(郵送でのダイレクトマーケティング)は、その最もオーソドックスな方法です。メーカーと相談しながら効果的なコピーや体裁を見つけて活用しましょう。
チラシ(ポスティング/新聞折り込み)
対象が個人の場合は、チラシを作ってポスティングをする方法があります。自分達でポスティングするか、専門業者へ外注します。また、新聞への折り込むという方法もあります。短期間で大量に配布できるという特徴があります。
広告掲載
インターネット広告や、新聞、雑誌への広告、ローカル誌、ラジオなどへ広告すれば、一定の反響が得られます。広域な広告は他の代理店との関係もあるので必ず本部と相談の上、進めてください。通常は、企画をした代理店が費用を負担する場合が多いですが、企業によっては全体的な広告は本部が行い、引き合いがあれば代理店に振り分けるというところもあります。大きな広告費は本部が負担して、見込リストを販売してもらうという方法もいいでしょう。
ホームページ
商品・サービスの多くはインターネットで検索されて、その場で購入されるか、資料請求やお問い合わせが入ります。本部がホームページを用意していないようなら、自社でホームページを作っても良いかを確認しましょう。通常はホームページを作っただけではアクセスを得られないので、リスティング広告などの広告費が別途必要になります。
イベント・催事
人が多く集まる場所や、テーマが決まったイベントなどがあれば積極的に出展しましょう。その場で販売できる場合もありますし、見込客リストを大量に獲得して、後日提案営業をすることができるチャンスです。
既存客への販売・紹介
既存のお客様に新しい商品・サービスを提供すればより短期間で収益を得ることができます。また紹介をいただきながら見込が高いお客様に販売していくのも効率的です。
いずれの場合も、他の代理店の成功事例・失敗事例を参考に、最も効果的な販売方法を見つけることが成功への近道です。
本部と情報を密に取り、代理店としてご活躍させることを応援しております。