お客様が行動に移すには「理由」が大事
- 2018/6/19
- セールスの知識
営業の世界では「感情で選んで、理性で買う」という言葉があります。
<買わない場合>
「あ、これいいな!欲しい」(感情)
「でも、今月はお金使い過ぎたので、今はやめとこうかな」(理性)
<買う場合>
「あ、これいいな!欲しい」(感情)
「これを買ったら、カミさんの家事も楽になるし喜ばれそう」(理性)
このように、感情(情動ともいいます)が先に来て、理性が後で理由づけをしているのです。
感情が理性を飛び越えて、理由がなくても買ってしまうこともあるかも知れませんが、稀です。
もう一つの例話を出しましょう。
ある煎餅屋が、形の悪い煎餅を袋に詰めて店頭のワゴンで販売します。
「特価品 XXX円」
でも売れません。
POPに少し書き加えました。
「ワケアリ 形が悪いので特価で提供 XXX円」
すると、飛ぶように売れた、という話。
いずれの話も「理由」があるとお客様は行動に移しやすいということが分かります。
みなさんも、営業の場面で「理由」を示していますか?
理由=情報です。
お客様が納得いく、理由をどれだけ示せているでしょうか?
・製品誕生の理由
・デザイン/ネーミングの理由
・値段の理由
・提供方法の理由
・メンテナンスの理由
・あなたが営業している理由 ・・・など